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『SUNNY 強い気持ち 強い愛』日本映画あらすじ・感想ネタバレー懐かしすぎて泣ける件

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(RIKKA撮影)

お久しぶりです、RIKKAです。生きてますよw

さてさて先日8/31公開の日本映画『SUNNY』の試写会に友人から誘われ、内心めんどくさいなーと思いながらも観に行ってきたのですが…

 

これがもう懐かしいし、若かったあの頃を思い出す「自分の物語」で、エモい映画でした。

映画を見終わったあとこんなに誰かに話したくなるのは久しぶりの感覚だったので、ブログにしたためております。めんどくさいといって断らなくてよかったあああああ。

「SUNNY 強い気持ち 強い愛」あらすじ

あらすじはリッチな専業主婦・奈美(篠原涼子/広瀬すず)が、たまたま高校時代の友人でリーダー格だった芹香(板谷由香/山本舞香)のがんとの闘病を知ります。

そこで、芹香から「死ぬ前に、もういちどみんなに会いたい」と女子高生時代の仲良しグループ『SUNNY』の仲間たちを探してほしいと頼まれました。

 

母校を訪ね当時に思いをはせながら、元仲良しの友人たちを探し始めるのですが…それぞれ悩みを抱えた大人になった彼女たちはまた再集結できるのか?

黄金の女子高生時代を生きたアラフォーは、今と20年前どちらが幸せだったのでしょうかを考えさせられる内容になっています。

(RIKKAの記憶のあらすじです)

「SUNNY」でアラフォーがエモくなる7つのポイント 

映画SUNNYの中には、エモくなる=「あああ、これ!あった」とおもわずうなるポイントがたくさんあります。

1、音楽がTKサウンド+安室奈美恵+オザケン 

音楽監修が1990年代を代表し、これが最後に手掛けた作品となる小室哲哉です。

(年初に色々あったよね小室さん…)

そしてTKグループでもあった安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」「Don’t wanna Cry」、渋谷系?の小沢健二の「強い気持ち・強い愛」(これ正直そんなにきいてないw)、久保田利伸の「LA LA LA LOVE SONG」

TRF、PUFFY、hitomi、CHARA、ジュディマリ…の名曲がいいところででてきます。

カラオケで絶対に歌った、聞いてたであろう「懐かしソング」がワンサカでてくるので映画を見たかたは劇場でも口ずさみたくなり、帰りに久々「1990年代しばりカラオケ」しようってなることでしょう。

なお主演が篠原涼子なので自身の曲「いとしさとせつなさと心強さと」を歌わないんかーいって、なりますがちょっと時代がずれるのかなっと無理やり納得させています。

 

でも、口ずさんでくれてもいいなーっと…w

 

※ちなみに今気づいたのですが、1990年代のヒット曲ってタイトルと歌詞が直結してませんか?すぐに歌いだせるのはそのせいかも?w

2、女子高生が「時代の主役?」の空気感の再現率がすごい

劇中そんなに深く関係はしてきませんが、茶髪、ルーズソックス、ラルフのデカセーター、アルバローザの袋、egg、おやじ狩り(映画ではサラリーマン狩りと表現されてました)、売り、ポケベル、ブルセラショップ、

女子高生が調子に乗ってても時代が許してくれていた空気感。その再現率の高さに、ついタイムスリップしたような気分になり、「私たち絶対強い」って全能感を思い出させてくれます。

 

なんであんなに女子高生がもてはやされたんでしょうね?

女子高生がパンツ売ると数万円って、おかしい。(そもそも自分がはいていた下着を売ることがおかしいですが、そこは置いといて…)

今でも需要があるのかもしれないですがバブルだったなーっと。写真付きで売ると値段が上がるとかありましたよね…

(私は売ってないですよ、東京の話w)

 

いまでもJKブランドは存在しているかと思いますが、パっと見おとなしくなったなーっという印象です。

がちゃがちゃうるさかったなー道の真ん中をふんぞりかえって歩いてたましたね。

 

そんな環境で一番多感な時期を過ごしたから、今のアラフォー、アラフィフ(アラフィフだとバブル期ですね)はパワフルなんじゃないかなっと妙に納得してしまいます。

3、2018年はきれいな奥様でも昔はガングロ説 

美奈もリッチな主婦、小池英子演じる裕子はお医者様を旦那さんにもつハイソなセレブ奥様に。1990年代は口が悪くて、友人との会話でも「うるせーぶっ殺すぞ」というのが口癖でした。

ハイソな奥様でも昔の友人と出会ったら、私も恥ずかしくなるくらい口が悪い。

 

でも、よくよく考えてみると私自身も高校時代の友人と気を許して話す際は、でちゃうかな…「まじ、うっせーよ」ってwお互い飲んで笑いながらw

 

また、主人公美奈ともう一人がお酒を屋台で飲むシーン。今じゃ考えられないかもしれないですし、未成年の飲酒はおすすめできないですが…1990年代は普通に女子高生でも飲みに行けましたよね。ゆるかったなーあの時代。 

4、がん、夫の浮気、アル中、ブラック企業社畜、行方不明…人生あるある

アラフォーともなるとキャリアバリバリで独身の女性もいれば、3人の子育てに没頭しいたり、旦那の浮気を疑っていたり、レスだったり、社畜と自虐する子もいたり…中には健康問題を抱えていたり…

 

あの頃あんなに仲良かったのに、周りと全く関わりがなくなっているなんちゃって行方不明さんもいます。

 

一緒にいった友人も命に別状はないけれど婦人科系統の病気で手術まちだったり、映画の出来事がとても他人事とは思えない状況がいま目の前にあって「自分事」として感情移入してしまいます。

 

5、「大人になった今幸せ?」…なんか今はちがう感

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これは全世代に共通すると思うのですが、明らかに人生の主人公だった思春期を過ごすとその後の人生は、はたからみると幸せでも「これでよかったのかなー」「こんなはずじゃなかった」って思うことは多々あるかと思います。

 

幸い私自身は田舎の高校だったので、そこまで光り輝く黄金期を体験していないのでソコまで「年くった今幸せ」と感じられます。でもやっぱり「あの時なんであんなに笑って楽しかったんだろ」と若いころがうらやましく感じるときも。

 

箸が転げても楽しい頃と比べて、「今はどう?」と間接的に問いかけてくるシーンには考えさせられます。

 

6、懐かしのアムラーor渋谷系ファッション

厚底ロングブーツにバーバリーのミニスカート

…が最上級にかわいかった時代です。みんなそこまでは完璧にできなくても背伸びして着てました。

 

私自身はどっちかというとオザケン、カヒミカリィとかが好きだったので、X-girl派でした。ジュディマリが好きな子は、ヴィヴィアンウエストウッドとか好きな確率が高かったw

7、だれでもみんな「初めて」はあった。甘酸っぱい記憶

初めてのクラブ、初めてのお酒、初めての恋、初めての友人とのケンカ…

すべてが初めてだった頃の初々しい感情を思い出して、思わず浸っちゃいました。完全に同じ状況ではないけど、「あんなこと、あったよね」なんてつい口にしちゃうようなシーンばかりで、甘酸っぱくなります。

+α「広瀬すず」の関西弁・変顔演技が秀逸

震災後の淡路島からの転校生という役柄で「かっぺ」とドヤされたりもしますが、芹香たちの仲間として認められたシーン。

同じクラスのちょっと危険な噂のある女子に友人が絡まれて、ブチ切れた広瀬すず(美奈)がおばあちゃん譲りの関西弁でのセリフ時の「口んなか…入れて…歯をがたがたいわせたろかー?」(うろ覚えですみません)表情がすごかった。

どんな表情でもかわいいはずの美少女「広瀬すず」がヤバイ顔でした。ここまでやるんだーっと女優魂を見せてもらった気がします。

「SUNNY 強い気持ち 強い愛」のネタバレ

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(RIKKA撮影)

こちらは韓国の映画をリメークしたものなのである程度、ネタバレはOKじゃないかなと思うのですが…やっぱ見てもらったほうがいい!けれど知りたいよねっとううことで、読みたい方は反転クリックさせて下さいくださいね。超ザックリネタバレです。

 

紆余曲折あり、全員無事に見つかったsunnyのメンバー。でもそろったのは、セリカのお葬式。バリバリの経営者だったセリカは一人一人に遺言を残します。

アル中で夢破れ、子供とも一緒に住めない友人には自身のマンションと友人の子供の教育費や美容院の場所を、売り上げが上がらなくて困っている友人には売り上げに大貢献、セレブ妻たちには今後の任務、そして最後までなかなか見つけられなかった奈々のために各社新聞に広告を打ち、それを見た奈々との再会。

ただしそれらを受け取るには、自分の祭壇のまえで「踊ること」。

 

学園祭の日の奈々斬りつけ事件以来果たせなかったみんなで練習した、オザケンの強い気持ち強い愛をうたいながら踊ることになったかつてのSUNNYのメンバー。

セリカは自分なきこれからを生きるために友人に必要な「モノ」と友人との絆を残したのでした。

 

 

(ネタバレここまで)

SUNNYのあくまで私的な素直な感想

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(RIKKA撮影)

ストーリーもいいと思いますが、ぶっちゃけ「あの頃を思い出させてくれる」、だたそれだけでこの映画はおもしろい。

年代がドストライクであれば、おすすめ!

そうじゃなかったら「ふーん、えーこんなのホントにあるの?」ってなるかもしれないです。

でも、こんな風だったんだよ。って言いたいですよね。当時女子高生だったら、「こんなバカ女子高生ではなかった」と思うところもあるでしょうが、切ない恋もひっくるめてもう誰かに昔話をしたくなる、「いまってどうなんだろ」って心を動かされること間違いないなーっと。

 

※三浦春馬演じるロン毛のDJワタルが、キムタク的でBAPEのTシャツをきているのがツボりました。「ひー!あのTシャツはやってたー!当時意識高い系のマストアイテム」て。今きてるのシムラケンじゃないかな…寺門ジモンかw

 

黄金の女子高生時代も、熟女にさしかかった今も楽しい

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とりあえず声を大にしていいたいのが、「おーい!同級生のみなさん、一緒に見ようよ」で帰りにカラオケ大会しよう!ってこと。

 

じゃなくて…

はっちゃけてたあの頃も楽しいけれど、落ち着いた年代になった私たちの中にもまだあの頃のマグマはのこっていてたまには大爆発させたっていいんじゃない?ってことです。

 

話題性の面でいっても、この映画は

・引退前の安室ちゃん

・懐かしソング

・小室さん最後のお仕事

・「君の名は。」の企画者・川村元気のプロデュース

・広瀬すず

・40代人気女優、篠原涼子

 

ってことで、アラフォーには人気になる映画だと思いますので、ピンときたかたは見てね!で、お話しましょう!

 

 

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