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女は忘れる天才?吸引分娩体験談「股はブラックホール」

こんにちは、RIKKAです。

先日、このような日記を書きました。

 

rikko.hatenablog.com

 心配して下さった方、Twitterで励ましてくれたかた、直接連絡をくれた方、読んでくれた方、ありがとうございます。

「インターネットってすごいなっ」と思ったひとときでした。

 

時々、私は深く思い詰める傾向があります。

みなさんも日々の生活のなかであると思います。

私の場合、旦那さんがいないとき。

普段基本的には単身赴任でいないのですが、

週末日曜日だけいてくれることが、私と娘にとってものすごく大切な時間です。

 

 

その機会が久々に仕事で奪われたこと。

 

そしてもう一点今日分かったのですが、、、月のモノの前だったから落ち込みが激しかったようです。

 

始まってしまってからは、いまはすっかり落ち着いて、気持ちも前を向いています。

 

月経前症候群とでもいうのでしょうか?

女性ホルモンの働きで、落ち込みやすくなったり頭痛がしたりということは前から聞いていましたが、ここまでわかりやすいと、毎月のことなのに忘れている自分が笑えてしまいます。

 

妊娠出産もそうですが、痛い辛い思いをして、生んだ直後は「もう絶対産むの嫌だ」といっていた友人も、しばらくすると「子どもが欲しい」などと言って第二子、第三子をもうけていたり・・・

 

こういう現象について、インターネットで調べることもできますが、信用できる情報かどうかもわからないので、いまは自分の思っていることだけを書くことにします。

 

基本的に女性というものは辛いことを忘れるように、プログラムされているのではないか?

とおもいます。その理由は以下の二点

 

1、恋愛においての女性は別れた男に対して未練がない

殆どの場合、女性の方が別れたらさっぱりきっぱり忘れているように思います。

辛い恋愛だったとしても、大恋愛の失恋だったとしても、多くの男の人のようにいつまでも「別れたいまでも自分の事を好きだ」と思っている人は少ないように感じます。

 

あくまで私の周りの話。

 

2、出産の痛みや恥を忘れることができる・途中話がものすごい脱線します。

私の出産の場合、

陣痛室から移動して分娩台に乗ってもなかなか赤ちゃんが降りてこず、3時間以上分娩台にいました。通常は30分~1時間と聞きます。

 

定期的にくるいきみ(踏ん張りたい気持ち)を逃すように言われ、もっと大きな波=いきみがくるまで少し休んでいなさいと医師から言われ・・・小1時間。

 

数分ごとにくる、いきみを我慢します。

いきみを男女超えて分かる言い方に例えてるなら、痛みの種類としては違いますが・・・猛烈な下痢を(下剤・浣腸したくらいの)我慢するくらいの感覚です。それを数分毎。

 

「もう許して・・・今からでもいいので帝王切開にして下さい」と夫に漏らした(らしい)です。

 

子どもが生まれてバタバタと忙しい毎日を過ごしていたら、忘れることができます。

正確には覚えているのですが、笑い話のようにできます。

 

そして同時に恥も忘れることができるように思います。

 

よく出産すると恥じらいがなくなると言われているのは、私はある意味正解だと思います。一回恥を捨てて、それを取り戻すかどうかではないでしょうか?

私が恥を捨てた出産の経験談です。

出産時に吸引分娩と大量出血でハイテンションになったこと

私の場合は、出産時に旋回異常を起こしており(赤ちゃんが出てくる向きが良くないこと)普段は指が一本はいるのでも「ひーっ」となる股の間に、何人もの産婦人科医が手を入れて赤ちゃんの向きを変えようとしました。

 

正確にはちょうど時間帯が先生の交代時間だったので、5人以上の医者が股の間に手をいれて「あれーおかしいな?」とつぶやくわけです。

 

男性の方、想像してみて下さいよ。

 

今まで、そんな大切な部分は大事にしてきて好きな人しか触らない部分に、知らないオッサン(失礼!)がのぞき込んでるんですよ。

 

男の人だったらおしりの穴を覗いて、「うーん、この穴はおかしいな?」なんて明るーい部屋のど真ん中で言われてるのを想像してください。

嫌でしょ?羞恥の極みでしょ?

 

現実の話に戻ります。

その後エライ人が登場しました。

エライ人はコンタクトなしの私には、3頭身くらいのニコちゃん大魔王みたいなバーコードヘッドのおじさんです。

 

そのエライ人が「どれどれワシがみてみるか」といった具合で、私に何の断りもなく手?腕?を入れぐるっと赤ちゃんを回して正常な位置に戻すと・・・

 

「おぉー」パチパチと配下の医者らが私のことなどお構いなしに

「さすが!バーコード先生!さすがです!」なんてはやし立てているんですよ。

 

その後陣痛促進剤が効いたようで、陣痛の大きいのが来たらしい・・・

もうふらふらで痛いとかより訳がわからなくなってきていました。

 

すると、ざざざっと助産師さんだか看護師さんだか分からない人が四人まわりに来ました。

どうやら分娩台の足の位置よりも高い位置で、いきまないと私の場合でてこないようで・・・こんな感じに↓

 

 

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「さーいつでもいきんでくださいよ!」っと言いながら両端からひとりづつ助産師さんが足裏をつかみ持ち上げました。

 

私の視界からは、股の向こうに5人のおっさん達がみえます。

 

私「うーーー!いたーーーい」

助産師「声出さないっ!お腹に力こめる!」

私「・・・・んーーーーーーーーーーー」

助産師「いけー!よいしょー」

 

のようなやりとりが続き、交代したはずの医者や看護師もなぜか残り、部屋中人だらけでとにかく体育会系のりの「いけー!」という怒号が走り。

 

声が出ると怒られ、「その力をお腹に!」と言われ、

 

もう体力の限界が来た頃、、、

私の担当の美人医師が登場し(いままでどこにおったんかーい!)

「吸引分娩にしましょう」

と、神のお言葉を告げてくれました。

 

そしたらバーコード三頭身先生が「いやいや、まだまだ」

とか余計なことを言ったので

ふらふらと痛みの中、私は「きゅういん・・・でおねがいします・・・」と言いました。

 

バーコードが「うーーん」

美人医師「先生、RIKKAさんもう限界です。赤ちゃんも挟まって危険です」

バーコード「しょうがないなー」

っと、掃除機のようなものを持ってきました。

たしかバキュームみたいなもので引っ張りだしました。

 

事前の母親教室などでは緊急時のみ吸引分娩とあって、いろいろリスクがどうのって書いてありますけど・・・

とにかく痛くて挟まってるから、だしてくれーってカンジですよ。

 

頭が見えてるのにでてこない。

 

リスクとか考えてる余裕ないですよ。

もう。はい。

 

で、勿論どのタイミングでかはわかりませんが会陰切開(穴がざくざくにきれるのを防ぐために先に切っておく)して、そんな痛みもわからなかったですよ。股の感覚ゼログラビティ。

 

出産前まで会陰切開が怖かった自分がいましたが、3時間以上分娩台にいると自然に麻酔がかかったような状態で痛くもなんともなかったです。

 

で、

 

すぽーーーーん

 

出てきました。我が子。娘。

 

薄れそうな意識の中、先生か助産師さんか、看護師さんかわからないけれど

「うわー!お母さんよかったね!元気だよ!」

「お母さん、恥骨骨折してたよ」

「会陰裂傷(内部も)結構してるからキレイに縫っとくね!」

「おぎゃーおぎゃー」

 

いろんな声が聞こえました。

 

無事出産し、娘はなぜか変てこな黄色いニット帽をかぶって私の横にきました。

そしておもむろに胸に吸い付きおっぱいを飲み始めました。

初めて娘におっぱい吸われた感覚は・・・

くすぐったかったです。

 

そして人がどんどん「よかったねー」と言いながら少なくなりました。

 

はっと気づいたら、後ろにひっそりたっていた夫が泣いていました。

「りっちゃん、オレ感動した。ありがとう」って。

「うん」とお返事しましたが、

心の中で、『オマエおったんかーい!』って突っ込んでいました。

 

そして私は1リットル出血したようで、500ml以上出血するといけないらしく動くことを禁止されました。分娩台みたいなとこで数時間すごしました。

 

ですが

 

とうの私の中で何かスイッチが入ったようで、ものすごいハイテンションに。

 

出張にいかなければいけない夫と入れ替わるように、

病院にベッドの上で駆けつけてくれた義理のお姉さんに、こう大声でまくし立てたそうです。

「さっきバーコードの先生がくるんってこの子まわしたんだよーひゃはは」

「五人も手をいれられちゃって、ウヒャハハハハ」

「1リットル血がでたんだってー!1リットルだよ?ひゃはは」

「お祭り騒ぎでたのしかったよーヘヘヘ」

 

っと数時間前まで、「もう帰りたい、出産明日にしたい。そっとしてくれ。」とめそめそしていたの人間が「出産=おもしろい!」っと語っている異常さ。

 

その後も出血が多かったため、車いすで移動するように言われたのですが・・・

 

私、ドーパミンとかいろんな物質がでちゃってもう痛いとか苦しいとかないんですよね。

 

「いやいいでーす!走って行きまーす」っと完全におかしくなってました。

 

出産ハイ?ってあるのかな。

 

ちなみに出てこれなかった原因は旋回異常もありますが、娘が4000グラム近くと大きかったこと、産道が狭かったこと(恥骨が折れるくらいだから構造的に狭かったらしい)、体力の限界だったことのようです。

 

その後、新生児黄疸がでたりもしましたが、無事退院。

 

歩いて帰る元気の良さでした。

あんま産後は動かない方がいいんだけどね。

 

そして、産後人生で一番美しい体を手に入れました。

 

退院したときに既に7㎏体重が落ちて、おっぱいは大きくなる、腹はキレイに引っ込む、おしりと脚は産前に毎日2時間ウォーキングしていたためキレイ。

 

あのときが一番きれいだったかもしれない・・・

 

後日談・

娘がかぶっていた変なニット帽は、吸引分娩時に頭部をひっぱるため変な形になっていたそうです。コーンヘッド。

夫はその頭を見たとき、「ああこの子の将来は・・・」っと悲観的になったそうですが、赤ちゃんの頭は柔らかいので数日でもとに戻りました。

 

数年後談・

ずっと夫に聞けなかったことをようやく聞けました。

「ねーミタ?出産直後の股?」

「・・・ブラックホール」

 

出産直後はブラックホール!!!!

 

だからあんま見ない方がいいと思います。

産後デキなくなる夫婦がいるのはそのせいかもしれません。

 

 

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