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宇多田ヒカルのFantomeの歌詞感想:天然水CMソング「道」・ヒカルパイセン

こんばんは。

ぼーっとした瞬間CDケースを落としてしまい、割れて悲しみに浸るRIKKAです。

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ヒカルパイセンに聞けが面白い!

まだ宇多田ヒカルの「Fantame」ヘビロテ中ですが、ちょっと落ち着いてきました。

んで、公式サイトとか見てウハウハしてます。その中でも、「ヒカルパイセンに聞け」が、面白いことになってるから見て欲しいです! でも、こっちも戻って見てね!w

www.utadahikaru.jp

私はこの中でざっくり言うと、

ファン:一人っ子は可哀想!二人目作らなきゃっ攻撃に対してどうしたらいいですか?

ヒッキー:「毎日頑張ってます!」と答えればいい

っていうところが気に入ってます。なんていうか、これ二人目攻撃に対してだけじゃなくていろんなことに言えると思うんですよ。

否定されたら「反論」せず「否定されたことを肯定して答える」と摩擦が減る気がする。

例えば、バリキャリ女子から専業主婦に対しての攻撃(?)の場合、

バリ:「(離婚とか)なんかあったとき仕事してなくて大丈夫?」

専業:「全然大丈夫じゃないですよ。そのときはよろしくお願いします。」

なんか違うなw 行き過ぎた気がします。

 

宇多田ヒカルが答えると、「才能あるのになんで休むの?」みたいな質問を、山ほどうけたんじゃないかなっということを思ってしまう。それは単に悪意ではなくファンの熱い思いや、身勝手な他人の欲求みたいなもので、前述の一般的に「自分がこうだから貴方もこうした方がいい」という押し付けとは全然性質が違うものなんだけど・・・こういう質問をされたときに明るく答えるヒッキーを連想してしまいました。

「道」は母へ想いがつまった曲、ポップだけど歌詞は切なすぎる

どうにもこうにもこれ避けられない一番最初の曲で、さらっと聞いた時は「あれこれ?」ってこんなさらっとした曲が、「母へ捧げるアルバム」の1曲目かと思ったくらい軽くてびっくり。私はどちらかというとダークな感じが好きなので、2曲目の「俺の彼女」のほうが気になりました。

けれど、歌詞に良く耳を澄ましたら、「やばい!泣けてくる」ってじわじわきました。ぶれぶれな私には「道」「花束を君に」「真夏の通り雨」をセットにすると、(あと「人魚」も)もう、涙腺崩壊ですね。

最近は、感受性が腐ってるのかなんだか分からないけれど、歌詞と曲しっかりわかるまでに時間がかかるようになり、何回か聴いて「道」がすとんと詩と曲が懐に落ちてくる感覚。

10代、20代前半の頃ってすぐに好きになったりできませんでした?

人でもモノでも歌でも。

 

だんだんフィルターが曇ったのか、たくさんの価値観というフィルターを持つようになったのか?どちらでもいいですね。それが今の自分なんで。

一発でもちろん好きになる曲もあるけれど・・・じっくり味わっていく感じが休業明けからの宇多田ヒカルの曲に、共通するものかもしれないです。ただ「花束を君に」と「桜流し」は、ちょっと破壊力が違うかも・・・

 

「道」は母と同化し、過ぎたことだから美しく語れるのか?

「道」の歌詞について語るとき、「母」というキーワードはもう絶対外せなくて、自分に置き換えて考えてみてしまいました。

まだ存命の母が亡くなったとき、こんな風に自分とリンクさせることがあるのかと。そして娘がいつかこんな風に、思ってくれるのだろうかと。

母に捧げる曲で、重たい内容だけど”そんな気分”って軽く結ぶところがヒッキーらしいなって気がします。

道

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

心の中にずっといちゃうんだろうな。母という存在は。

 

自分だったら今はいろいろ言いたいことがありすぎて、美しく語れそうにないけれど、時間が解決してくれるのかな・・・結局いい想い出と自分に残したなにかについてしか、最終的には覚えてないのかも知れないですね。近すぎると厄介なことも多いけど、離れるとまた違う感覚が浮かぶのかも。

 

”・・・every song これは事実”って部分は、母と同じ道を歩んでいることを受け入れてることを表していて、娘として立場でそう言い切れることが羨ましいです。

勿論同じ音楽業界にいることで、「前からそうでしょ?」って突っ込みが入ると思いますが、なんというか、表面上だけでなく普通の娘と母という関係と音楽・・・色々なことが「全て母と繋がっているんだ」って言い切るのって、結構きついと思います。

少なくとも今の私には出来ないです。お母さんと一緒にならないように努力している自分がいるのに、状況は非常によく似ていて・・・

 

病弱で、優しい旦那さん(父)がいて、一人娘(私)がいて、その幼い娘(昔の私)は母を大事にしていて、推理小説が好きで、きれい好き・・・

 

あっ きれい好きだけは違うわ!きれいなのは好きだけど、片付け下手だからロボット掃除機買ったんだったわ。

あまりに同化しないで、おこっと。

幸は同じ以上でもいいけど、不幸まで背負い込むことはないですね。

この曲の次が「俺の彼女」なんですけど、曲調がいきなり変わるから楽しいです。これだからアルバムっていいですね。

っつかまた、一曲の感想しか書けなかった・・・脱線しすぎですからね。あはは。

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