今週のお題「読書の秋」マンガ祭りじゃー!
とにかくマンガが大好きで「三度の飯よりマンガ」、寝る間を惜しんで漫画な日々を送っているRIKKAが友達にもすすめたい漫画を少年、男性、女性誌を超えてジャンル別ご紹介します。将来の夢は漫喫に住むことです。。。
また増えたら足す順不同です!
歴史・戦術もの
1、マージナルオペレーション 芝村裕吏・ キムラダイスケ(既刊9巻)
◆あらすじ
ゲーム好きのニートが働きだしら突然倒産。これ以上家族に迷惑をかけられないと知らずに適当に応募したのは、民間の警備会社をうたったバリバリの戦争屋の会社だった。
そこで訓練をしていくうちに人よりも、軍事のオペレーションの才能があることに周りが気づきはじめ・・・
◆ポイント
ただのオタクニートが…あっというまに逞しく変貌が面白い!
ゲームだったと思ったから、簡単にボタン一つで攻撃できたけれどそれが本当だったら?恐ろしさから逃げずに、現実とはじめて向かい合った主人公。
自分しか頼ると大人がいない「小さな傭兵」=こども達に戦争しない生きる道を教えるための旅をする…ヒューマンドラマでもあります。なぜか時々恋する思春期がでてきて和み要素も。
平和ボケしている日本人に、ニートが喝!
2、キングダム・原泰久(既刊47巻)
◆あらすじ・感想
時は紀元前――。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!!
超有名ですが…これが私の本当に「男性漫画がおもしろい」と感じた第一歩でした!
それまで歴史物は食わず嫌いだったんですが・・・文句なしに面白いです。ぎょうかいがかわいい。
◆ポイント
マンガでは素晴らしい秦の始皇帝が、今後あの恐ろしい歴史上の人物となるのか、信の武功は…女性陣との行方も気になります。だれとくっつくんだろう…
最新刊は10/16日発売予定!
3、信長協奏曲 石井 あゆみ (既刊15巻)
◆あらすじ・感想
のぶながコンチェルトって読みます。間違えてましたずっとキョウソウキョクって…!ストーリーは現代から戦国時代にタイムスリップしたと思ったら、信長とそっくり。そして病気がちな本人と入れ替ることに。信長の歴史上でのあの型破り感はもしかして、ほんとにタイムスリップしてきたからかも・・・なんて思わせてくれます。
◆ポイント
主人公サブローはひ弱な現代っこかと思いきや、自然に腹くくって「信長」ならどうするかなーっと信長である自分を受け入れ(仮だけど)が、結果的に歴史音痴でも歴史通りに進んでいっているのが不思議です。サブローが自然になじんでる感がたまりません。一人だけずっとため口なのがツボ…w
そして本物の信長の最後の「本能寺の変」はどうなるのか?戻ってくこれるのか?気になるー帰蝶も一緒に現代につれてきてくれー。
3、AZUMI-あずみ- 小山ゆう
◆あらすじ・感想
「桜田門外ノ変」として歴史に残るこの事件の裏に、ひとりの美しい少女の姿があった。少女の刃は混乱の中、井伊の命を一瞬で奪い…。
古いほうの「あずみ」は江戸時代のくノ一「あずみ」の幼少期から大人になるまでの一代記。強すぎるあずみに惚れ惚れ。超人的な強さと忍びとしてのキレが痛快ですが、たまに人間として女性として悩むところ、仲間想いの場面に涙します。
新しいほうAZUMIは、幕末の話であり成長したあずみから始まります。AZUMIのほうが絵もキレイなのでおすすめですが、昔ながらもあずみも味わいがありますよ。
4、アシガール
◆あらすじ・感想
速川唯は、遅刻・忘れ物・居眠りの常習犯で恋愛にもオシャレにも関心がないぐうたら女子高生。何の目標もなくなんとなく過ごしていたある日弟の尊がつくったタイムマシンでうっかり戦国の世へ。そして人類史上初の足軽女子高生が誕生した──!
『信長協奏曲』が好きな方なら、スッはいっていけるタイムスリップストーリー。ボーイッシュな女子高生が何故か男に間違えられ足軽になり、イケメン殿様に恋するのですが・・・いったり来たりでどーなるの!?禁断の殿様が逆に現代にやってきて、隣のおじいさんを手なづけたり・・・っと笑いとイケメン好きには人はツボります。
◆ポイント
「高台家の人々」の森本さんなので安定の面白さ。最近TVでやっているらしい…知らなんだな。誰がアシガールなんだろ…
5、雪花の虎 東村アキコ(既刊4巻)
◆あらすじ・感想
戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。
毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だった―――
上杉謙信が女性だったら・・・という設定で姫武将として育てられていく「虎」が武人として成長していく様をかっこよく描いています。
◆ポイント
戦国ものの長々とした説明が苦手な方でも、『東京タラレバ娘』の東村さんが、漫画下部でダラダラっと「めんどくさい人はここを読んで」的な読み物を用意してくれてますので、「字の多い」歴史マンガが苦手な女子でも入り込めるのがポイント。
早く5巻でないかなー!待ち遠しい!
6、女王の花 和泉さねよし(全15巻完結)
◆あらすじ・感想
亜国(あこく)の姫でありながら冷遇されている亜姫(あき)。幼いながらも母の世話をしながら、明るく生きる亜姫はある日、金の髪と天の色の眼を持つ奴隷の少年・薄星(はくせい)と出会う。境遇の違いを超えて、強い絆で結ばれる二人だったが、その先に待っていたのは…!?
亜国の后のだった母が、後からきた土妃に追いやられ捨てられたも同然に。病床の母を思いやる娘・あき。憎しみと逞しさ、強さを秘めた女性となったあきが自らの「女王の道」を開いていきます。彼女が最後に見た夢の景色が…( ノД`)シクシク…
◆ポイント
他の女性が戦うタイプの歴史物は、わりと男性にバケていたりするのですが、これは姫として戦っています。裏切りにつぐ裏切りに、心折れそうなあきを見るのは辛いですが…勝利したときの感動は最高です。でもね…最後がせつない。
7、BASARA 田村由美(20巻完結)
◆あらすじ・感想
高度な文明が20世紀末に滅びてしまい、日本は王の一族によって支配されるようになっていた。村人や運命の子兄のタタラの死を隠すために自らタタラとなった妹のササラ赤の王への復讐のため、立ち上がった。その時から、つらく長い戦いの旅が始まり…
壮大なスケールで運命の子「タタラ」と暴君「赤の王子」との因縁の対決を描いてます。タタラこと更紗と赤の王子の朱理は温泉でなにも知らず出会うのですが・・・どこまでいっても戦わなければいけない愛する二人のラスト感動。
(更紗と朱里じゃなくて、アサギ!ひねくれものが好きなんです!)
◆ポイント
対立しなければいけない運命なのに惹かれる「ロミオとジュリエット」な二人…って「まだ気づかんのかーい!」って突っ込みたくなる箇所はありますが、田村ワールドに引き込まれます。戦い自体も少女漫画では珍しく、熾烈になるのも見どころです。
音楽・芸術・スポーツ系
1、ブルージャイアント
◆あらすじ・感想
ジャズの世界に見せられた主人公「大」がサックスひとつで、どんどん周囲を巻き込み成長していく音楽ストーリー。文末には大がビックになった後、関係者の昔の大を振り替えるコーナーがあり『ちゃんと彼が成功するんだな』と気持ちの安定感がありが・・・。
◆ポイント
こんなに迷いのない姿の主人公めずらしいのでは?
無音のマンガから音が聞こえてくるような熱量が籠もってます。
2、ブルージャイアント シュープリーム
◆あらすじ・感想 ・ポイント
ブルージャイアント後の大、海外修行編といったところでしょうか?
まだ2巻ですが、大の腕前が認めてられていくのが気持ちがいい!!
3、ギャラリーフェイク 細野不二彦(既刊23巻)
◆あらすじ・感想
贋作専門のギャラリーの裏では本物の絵画を裏ルートで販売する元有名美術館員が、専門知識と審美眼でさまざまな美術品をよさを教えてくれます。
美術に興味がなくてもハマれます。絵は苦手なんだけどw
◆ポイント
読んでいるだけで文化への教養が身につくおいしいマンガです。
絵画だけでなく、壺やフランクロイドライトなどの建築家の作品もでてくるので、「絵なんてわかんないよー」という方にも是非。
また巻が進むごとに絵が上手くなっていくのも見どころかも!
4、のだめカンタービレ 二ノ宮和子
◆あらすじ・感想
「ちあきせんぱーい」の「のだめ」こと野田めぐみ、ピアノの天才にもかかわらず練習嫌いでしたが、指揮者になりたい隣人千秋先輩と仲良く?なることでどんどん成長していく恋と音楽のはなし。
◆ポイント
漫画はもちろんのこと、実写化ドラマのなかでもかなり成功したマンガの一つですので、二度おいしく味わえます。
5、風夏 瀬尾 公治(既刊17巻)
◆あらすじ・感想
冴えない男子が急に同級生と幼なじみ(しかも歌手!)にモテちゃう話かー「つまんない!」とおもいきや…ゴリゴリの恋愛と青春バンド音楽サクセスストーリー
◆ポイント
フェスやバンド好きにはたまらないエッセンスが詰まったストーリー。実際の地方のライブハウスのイラストもあり、名古屋はボトムラインでした!リアリティがあります。ストーリーはマンガ的展開がたっぷりですが^^巻末にアレキサンドロスのインタビューなどもあるのでファンは必見!
6、この音止まれ アミュー(既刊16巻)
◆あらすじ・感想
筋がね入りのヤンキーが箏(こと)を弾く!廃部寸前の部に現れたのは、ヤンキーと箏の天才少女で・・・妨害にあいながらも一致団結していく箏青春ストーリー。
部活ものはやっぱり気持ちがイイ!追体験しちゃえます。(あっ!えー幽霊部員でしたけど・・・)
◆ポイント
箏ってこんな風に弾くんだと知らないことだらけで、割とニッチな知識も身につきます。
7、昴 曽田正人 (全10巻)
◆あらすじ・感想
すばると和馬は双子の小学3年生。すばるの誕生日、クラスメイトの真奈たち3人が、すばるにプレゼントを持ってきた。だが、彼女たちの本当の目当てはすばるではなく双子の弟・和馬。けれども和馬は入院していて状態が良くないため、すばるは会わせるのを渋る。それでも強引に病室へ行った真奈たちが見たのは、脳腫瘍が原因で記憶障害を起こし、言葉すらほとんど解さなくなってしまった和馬の姿だった。そんな和馬の意識をなんとか取り戻させたいすばるは、その日の出来事を躍りで伝えようと、毎日病室で懸命に舞い踊っていた
バレエを主軸にダンスの世界を描いた作品。狂気的でぱっと咲いてぱっと散るという言葉がフサワシイかも。情熱的なピリリと繊細なアーティストのストーリー
◆ポイント
とにかく激しいです。読んでいると踊っているような気分になる…私だけかな。ラストまでよく読めない展開です。
8、ボールルームへようこそ 竹内友
◆あらすじ・感想
のほほんと生きてきた中学男子が、世界的な社交ダンス界のプリンスにたまたまであって・・・初心者からあこがれの舞台へ挑戦するフレッシュストーリー。
◆ポイント
主人公は全然かっこよくないけど、一生懸命頑張る姿に親気分で応援したくなります。
9、響 柳本光晴
◆あらすじ・感想
圧倒的な小説家としての資質と、日常生活に支障をきたすほど冗談が通じない女子高生「響」がおこす騒動。才能にあふれた少女が「キレてて怖い」「暗い」「我が儘」ように感じますが・・・周りの空気を読まない(本人はそれなりに気を遣っている)ストレートなものいいが時に「ハッ」とさせられます。
◆ポイント
ただの文学女子高生から賞を総なめする小説家へと変貌する中。本人自体はまったく変わっていないというトコロが見所。お父さんイイコト言うなー!
ヒューマン系
かなり趣味がかたよっております!
1、ラララ 金田一蓮十郎(既刊)
◆あらすじ・感想
無職の桐原くん22才が、泥酔した勢いでサインしたのは、婚姻届!
美人でスタイル抜群の変人女医石村さんとの不思議な結婚生活が、始まる!
◆ポイント
石村さんの変人プりが気持ちいいです、。なによりも根底に優しさが流れていて、読んでいると和みます。荒れた心に。
2、ニコイチ 金田一蓮十郎(全)
◆あらすじ・感想
須田真琴はごく普通のサラリーマン。ところが息子・崇の前では女装して優しいママを演じていた。青春を女装と育児に捧げた男のワケあり二重生活コメディー!
◆ポイント
悩むところがややズレていてこちらも、やさしい気持ちになります!
①のまとめ!
ほんとうはもっとかく予定だったのですが・・・全然しあがらないので、一旦ここで公開しまーす! 順次、ヒューマン、恋愛、医療、闇、ファンタジーなどなど継ぎ足していきます。