新海誠監督の「小説 君の名は。」を読んで青春に浸っているRIKKAです。こんにちは。
映画の方が興行収入もよろしくって、周りの方々は「ぜったい映画館で見た方がいい」と言われておりますが、もうDVDがでるのを待ったほうがよくないかという時期に来てしましました。なぜなら、行くのが面倒くさいからです。はい。
RADWINPSが音楽を担当している映画
もともとRADWINPS経由で「君の名は。」を知りました。ただ、この時点では映画の内容は全くどうでもよくて、こんなにヒットするとも思ってもみなかったしただただRADWINPSが番宣のように、TVに出ることが不思議でたまらななかったんですよ。人気あるのにTVにでないってのが定説だったので。
だから9月中「君の名は。」がヒットしてるって言うのと、ラッドが担当している映画ってのがリンクせず、全く別物のように思っていたわけです。
早く気付いてたらーw って多分面倒くさいからいかないんだけど。
見るならジェイソンボーンを優先しますね。確実。
そんな気持ちでいたら旦那さんの本棚に「小説 君の名は。」が!いつの間に。
自分で買って読む気は無かったけど、そこにあれば読みたくなるンデス。
ヒルナンデス。
「小説 君の名は。」は疾走感溢れる・前前前世そのまま
一人称で始まる小説は、三葉と瀧で入れ替わりが激しいので最初戸惑ったけど、文体が読みやすいので、すんなり入っていけます。
ここからは「小説 君の名は。」感想です。ネタバレも含むため読みたくない方はここでSTOPして下さいませ。
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最初、入れ替わることに戸惑ったり、反発したりしていたれど、だんだんと二人の心が一つになっていく感じがとても自然に描かれていて、脳内では「前前前世」がヘビロテしながら、一気に読み干したという感じです。
初めはお互いのことを知らないし、ましてや男女という違い。そしてわたしが気になったのはスマホや日付。あと設定。読み終わって、やっと分かってきた気がするんだけど・・・
三年のブランクってスマホででませんか?
スマホのアプリやら西暦とか曜日で気付かないのが不思議で、一番気になるのは設定で
「三葉の家は代々巫女で、1200年に一度降ってくる隕石から糸守を守るために、入れ替わり能力を持っている」ってこと。面倒くさい設定がチラチラ見えて、最後のほうでやっとあーそういうことね!っと合点がいく。
でも途中で「何コレ?」と止まらず、読み進めちゃうから不思議。新海誠の技量なんですかねー
書物も火事でなくなったエピソードが入っているので、歴史に注目しなきゃいけないってことと、隕石のこと、湖のことを気にしながら読んでるけど、結局そんなの忘れてもなんだかおもしろい訳です。
「君の名は。」のヒットの理由は久々感
小説しか読んでない私が言うのも何ですが・・・思うに、「君の名は。」がこれだけ多くの人を感動させるのは、久々こういう系統の映画が出てきたことだと思います。もちろんストーリーや私の好きなラッドが全面的に楽曲をプロデュースしていることもあると思いますが・・・・「魔女の宅急便」が同時に公開されていたらどうだろうか?とふと考えてみるといいかもしれません。
最近は漫画原作が映画化してばっかで、それを見る層が久しぶりにピュアで新鮮なエンターテイメントを欲していたのではないか?と。そこにスコっとハマった。デートにぴったりだし。友達同士でもOK。ぎり小学生でも見れる感じの表現。
あり得ないSF設定でも、ぐいぐいひっぱってピュアな二人が幸せになるって。だからじゃないかと思います。このパターンは二番煎じは失敗しますね。
飛騨はなじみのある地域なので近隣住民としては嬉しい。
ちなみに私は東海地方在住なので、なんか三葉の訛りがこっちぽいと思いながら読み進むと、瀧が瀧であるときに、飛騨の写真をみて『この風景を知っている』という気持ちになることで、三葉がいる場所が飛騨だと限定されます。それに三葉の住む糸守町は架空の町ですが、飛騨の山奥になると考えると・・・かなりイメージが近い気がします。映画を見た方のほうがそれは感じるのかもしれませんね。よくちょっとした旅行で飛騨高山にいくので(設定は古川)とっても、親近感がわきました~♪
映画を見ていなくても、想像できる文章はいいですねー。わかりやすくて、小説のなかで色々想像していたことが、映画でどれだけ一致するか楽しみです。
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