こんにちは。RIKKAです。
ただいま目には涙を。鼻はずるずるとさせながら、いま初めてカスタマイズした「スタバラテ」を啜ってます。
鼻かコーヒーか・・・両方。ツタヤとスタバが合体した本がイスに座って試し読みできる「草叢BOOKS」で。
私の感想じゃあ、どんないい本かわからないでしょうから、Amazonより紹介文を引用します。
「女の子が生きていくのに、覚えていてほしいこと」あらすじ
王子様を待たないで。お寿司も指輪も自分で買おう。
「エクソダス」というのは、聖書の「出エジプト記」に記された言葉で、多くの人たちが国境を越えて脱出すること。
もし自分が抜け出せなかったとしても、女たちは、次の世代、また次の世代に、希望を託してきた。
せめて子どもには、今の自分より、少しでも幸せな人生をあげたい。
それって、代々、ちょっとずつ、ちょっとずつ、糸をつむぐように、女から女へ橋渡しされてきた希望の種なんだと思うんです。
今の場所が最低だと思うなら、そこを抜け出す戦略を立てる。
それだけは、どうかやめないで――大きな帆をあげて、水平線へと漕ぎ出していこうとする娘を見送る母が、今だからこそ、伝えておきたい大事なこと。
人生という航路に絶対安全はないからこそ、知っておいてほしい。
人生に向き合い、幸せを自分で取りに行くための、厳しくもハートフルな生き方指南。
草叢BOOKSに「毎日かあさん」の西原理恵子の著書「女の子が生きていくのに、覚えていてほしいこと」が平積みになっていて、ふと、休憩がてら手をのばしました。
読書感想
「人生という航路に絶対安全はないからこそ、知っておいてほしい。」
この言葉がずしりときます。
私の娘はまだ6才ですが、母親として自分は不完全だから援護射撃してくれるソースはないかなっという潜在意識に訴えてきたサイバラさん「女の子が生きていくのに、覚えていてほしいこと」。
全方位の「女」に役立つ本
最初は独り立ち、巣立ちをする20才前の女の子に読んで欲しい本かと思っていました。
でも、そんな「子娘」のためというよりも、娘を持つ親、もう大人だけど自分で立つ「武器」を育ててこなかった女、ダメンズに振り回されている女、子育てを手伝ってくれない旦那にむかついてるママ、老化におびえる女、マウンティング大好きセレブ崩れママ・・・
そんな全方位のすべての女性に読んでほしい本です。
西原さんの人生の教訓を詰め込んだ一冊。
ざっと内容のエッセンスを抜粋すると…
- 女の人は若さでチヤホヤされるけれど、それだけではいずれ0になること。
- DV、酒乱夫から逃げること。
- 思春期の子どもがなんでツンケンするのか。
- 思春期の子どもと母親の関係は元カレみたい。
- 自立することの難しさと大切さ。
- 底辺から抜け出すことの難しさ。
- 気づかない闇。
- 壊れない人間はいない。
- いい人になるな的な言葉。
- 最後は笑おう。
表現は違うけど、そういった「女の一生」とまではいかないけれど、生きていく上で通りすぎていくものを西原さんの面白い文章で一気に読ませてくれました。
ひと息もつかず、本当に没頭して、涙を堪えながら。
西原さんの娘さんはもう16才だったかな。好きなことを見つけて巣立とうとしているそう。
漫画家として社長としてバリバリ夢かなえている母から自由にしていいよって言われると、娘さんも重荷かもしれないけど。
それでも「好きにいきればいい」と自由にすると、「いつまで突き放すの?」と悲劇のヒロインちゃんになった娘がLINE攻撃してくるみたい。
それも「ちっちゃな尾崎豊が暴れている」とか例えがうますぎて、ホントこの人の話はおもろいなーっと。その裏には笑えない引くような苦労した話がサラリとそえられて。
今朝も思うところがあり、お小遣い制をためそうかという話に。
毎週レゴランドやらキッザニアやら・・・テーマパークに行けて、ドリンクはどこでもフリードリンク(親が甘いだけ)、コンビニの前ではお菓子が買ってもらえるのが当たり前と思っている娘に、ちゃんと教えなきゃならんと。
やや生活面で自分も示さなきゃならんし、何かを買ったり行ったりにはお金がかかっていることをわかって欲しかったり・・・
娘には元気で生活能力がある人間に育ってほしいな…私を反面教師としてでもいいから。
まーでも思春期に立ちはだかるのは母である私だから、西原流でいえば「お母さんなんか大キライ」と言われる日が、巣立ちのはじまりなのかなっと思うと、そのうち「嫌い」って言われたらやだなーっと思っていた自分がバカらしくなってきました。
それでは。仕事しますw
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