こんにちは。
RIKKAです。昨日大事なネックレスを洗濯機で回してしまい、ぶっ壊れたことであわてました。
洗濯機にヴァンクリーフアーペルいれてもうた(T_T)ちぎれた…どうしよう pic.twitter.com/wdsSnpIukW
— RIKKAぶれぶれライター (@aoringoame3) 2017年3月7日
夜になって「大切なものを大切にできなかった自分」が悲しくて号泣。
夫に結婚前に貰ってから毎日のようについていたネックレス。
でも夫は「ものは壊れる、気にしなさんな」と言ってくれました。
そして朝起きたら、昨晩洗い残した食器がキレイに片付けてありました。
たまたま名古屋で仕事していて真夜中に帰ってきて、明け方東京へ行ってしまったほとんど寝てない夫が、なにも言い残さずに食器を洗ってくれたことに感動しました。
ネックレスを壊して悲しくて家事に手が回らない、そんなちょっとしたことで号泣するの妻を想ってのこと。
夫は余計なことは言わない人です。
愛情を表現する類いの言葉をほとんど言いません。
でもこうして行動で時々いたわりを見せてくれます。
昔、夫も私から贈った自転車をなくしました。
付き合っていた頃自転車が欲しいと言っていたので、一緒に見に行って選んだ自転車。
数ヶ月後ふと
「あの自転車どうなってる?」
「なくなった」
「え?」
その頃の私は夫がなんでプレゼントをなくしたことを言わないのかもしくは、
なくした事実を隠そうとしないのか分からず、「大切にしてくれないんだ」って考えてしまいました。
なんて酷い人なんだろうとも思っていました。
でもそれは思い違いで、価値の置き方がちょっと変っているので理解できなかっただけでした。
※まぁ私に自転車をなくしたことを報告したら、ぎゃーぎゃー騒ぐのは目に見えていたので、そういう意味でもいわなかったのだとは思いますが・・・
もともとの価値観にもよりますが、夫はものに執着がありません。
自分自身に対しても細かいことを気にしないタイプです。
その夫が私がネックレスを壊したことで動揺しているのを電話ごしに聞いて、
「りっちゃんが付けてることに意味があるんだから、チェーンが替わったって価値はかわらないよ」
と言いました。
夫はプレゼントをあげたという記憶やそれまでのストーリーを大切にしてくれていました。
うれしい。
夫が仏のように見えてきた。
うれしいけれど、やっぱりヴァンクリじゃなくなるのが嫌だからヴァンクリで一度見積もりとって貰うことにしましたw
人生は因果応報だとか良いこともあれば悪いこともある。
そんな中で、夫が自転車をなくしたときにこんな人嫌だと思い始めてお別れしていたら、今のような優しいいたわりを感じることができなかったでしょう。
人生はブーメラン。
悪意を込めたブーメランを相手に投げつければ、やがて自分も傷つく。
愛を込めたブーメランを投げれば、やがて自分も満たされる。
そんな気持ち。
★★夫婦★★