FECKLESS-ぶれぶれ主婦webライター

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レジャーシート一枚で女1人寝転んでもいいという不思議

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今、公園の芝生のある木陰で寝転がっている。


たまに頭上を知らない人が通るが、ウォークマンのおかげで足音ではなく代わりに東京事変バージョンの丸の内サディスティックが流れているので気にならない。無数の葉っぱに隠れた空を見上げて思うのが、レジャーシートのすごさである。
何もないところに30代の女が1人寝ていたら、数メートルは誰も近づかないだろう。芝生も役立ってる。アスファルトじゃ、ダメだ。家族連れ風の荷物の多さも安心感を周りに与えてるのかもしれない。そんなことを考えたら、レジャーシートとは実はラブアンドピースの象徴なのかもしれない、という仮説が浮かんだ。こんなペラペラなもののくせに。ブルーシートではいけない。できるだけドットやチェック柄がいい、ディズニーとかキャラものなんか、統一感のないファンシーなのもいい。生活感が感じられるものを選びお弁当を入れてるようなリュックを数個置く。完全に溶け込める。
次は近所の公園で1人レジャーシート寝をしてみたい。ファミリーで来た風にひとりで。
と空想に耽っていたら、救急車の音が微かに聞こえて飛び起きた。男の子が頭からだらだらと血を流していた。派手に転んだらしい。意外と公園は危険なのかもしれない。包帯ぐるぐる巻にされてる様子を見て、ボールが顔面に飛んできて鼻血を出すイメージが浮かんだ。一人で寝るのはやめておくことにする。