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FECKLESS-ぶれぶれ主婦webライター

娘の名言と子育て暮らしにまつわるいろいろ雑記。特に教育、子ども用品、在宅ワーク、双極性障害について書いてます。たまにゲスい

東京で優しくされると救われる気がする

子育て 日記

Tokyo!
ふと大きくなった娘をみて思い出す。
玄関先でほこりをかぶったままになっているベビーカー。

あれが活躍したのはもう何年も前になってしまったけれど、
慣れない東京の街で、沢山の人に優しくされたことはいまでも覚えている。


まずは電車だ。名古屋の地下鉄にはあまりベビーカーはいない。
今は少し良くなっているかもしれないが、当時の名古屋の地下鉄では、

「乗ってくんなよバーカ」って言われているような視線が痛かった。もちろん、誰も手助けしてくれない。時々おばあさんが話しかけてくるだけだ。
だから、迅速にうごけるように何度も頭の中で、乗るときは、『前の車輪を持ち上げて一気に中に入る』降りるときは、『開く扉を背にして、後輪からさっと降りる』などと
大きな荷物と、娘を乗せたベビーカーをしっかりと固定しながらシュミレーションしていた。

東京は冷たい。

そう思って過ごしてきたけれど、自分が母親になってわかった。


東京の電車では、どこへいっても乗り換えは面倒だったけれど、ベビーカーを押して移動するとき、誰かが何気なく手伝ってくれのだった。
とても意外な感覚で、その固定概念とのギャップについ泣きそうになった。

ベビーカーをもって階段を下りると後ろから、さっとサラリーマンが「運びますよ」と言って、下まで持って行ってくれて、さっと去っていく。

電車に乗る瞬間、そのホームと車両との隙間の大きさに緊張していると、ドアが開いた途端中にいたおじさんたちがブワっとチームになってベビーカーを持ち上げてくれた。
そして、「ありがとうございます」と頭を下げると何もなかったように、新聞やら携帯を見始めた。

こんな光景は名古屋ではなかった。

手を貸してくれる人は、その後も何か会話しないといけない空気になる。
そしてだいたいおばあちゃんだ。おばあちゃんの腕力に期待できないし、慣れていないから余計にもたついてしまったりする。お年寄りにけがをされては元も子もない。

そんなわけで母親になると意外と知らない東京の一面を知ることができた。




ただの慣れって言われたけどねw